ゴールデンウィーク 高田賢三展行ってきました
お久しぶりの投稿です
4月から新しい年度が始まって早くもゴールデンウィークです
昨日、姫路市立美術館で開催されている、高田賢三の回顧展に行ってきました
お天気も良く、お城もきれいで快適な一日でした
朝一番の入館だったので空いててゆっくり鑑賞できました
1980年代の活躍はちょうど学生時代でファッション全盛だった頃なのでよく知っていましたが、1970年代の賢三さんがまだ駆け出しの頃の作品は見たことがありませんでした
日本的な意匠(ちりめん柄、絣、桐の紋、着物の衿や打ち合わせなど)を取り込んで色彩豊かな「かわいい」服をデザインされていました
パターンも洋服の基本を大切にされていました
バルーンスカートやゆるく体に沿ったラインは従来的なヨーロッパのクチュールに日本人として挑戦していったエネルギーを感じます
この時代、三宅一生さんや山本耀司さんや川久保玲さんなど「ジャパニズム」のファッションがパリに衝撃を与えたことをよく覚えています
展覧会ではパリにある賢三さんの自宅も紹介がありました
数寄屋造りで日本庭園がある美しい木造の建物です 中のインテリアも素敵です
フォークロアの民族的で多彩なテキスタイルとデザインをちりばめたコレクションは人種、民族、宗教、男女を超える多様性を表現していました
残念ながらコロナ感染でお亡くなりになりましたが、生きておられたら今の世界情勢をどう思われたでしょうか?
お昼ご飯は美術館裏の県立歴史博物館2階のレストランへ 窓から姫路城が一望できます |
ちなみに姫路城は天守閣入場に長蛇の列、姫路駅は混雑してました